
「今の仕事が辛いけれど、正社員を辞めたら生きていけない…」
「メンタルが限界なのに、フルタイムで稼ぎ続けないと生活が破綻する恐怖がある」

発達障害の特性やメンタルの生きづらさを抱えながら働く中で、このように自分を追い詰めてしまっていませんか?
私の基本スタンスは、環境調整(合理的配慮や自動化)を行いながら「自分にとって楽な正社員のポジションで安定して稼ぐこと(Aプラン)」を一番に推奨しています。
しかし、人間誰しも「どうしても体調を崩して働けなくなる時期」や「メンタルが限界を迎える瞬間」があります。
そんな時のために、知っておくだけで心がスッと楽になる「裏のセーフティネット(Bプラン)」が存在します。
今回は、障がい者手帳を持っている方限定のお話ではありますが、手帳を持っているからこそ使える「給与135万円の壁」と、そこに「ブログを育てる」という要素を掛け合わせた、生きづらさを抱える人のための生活防衛戦略をお伝えします。
1. 原則は「楽な正社員(Aプラン)」で安定して稼ぐ
まずは前提として、生きづらさを解消しつつ資産を作っていくための王道は「正社員として無理なく働き続けること」です。
- 環境調整の徹底: 端の席への移動やノイズキャンセリング耳栓の着用など、合理的配慮を受ける。
- スキルによる自動化: PythonやGAS(Google Apps Script)を学び、退屈なルーティンワークを自動化して負担を減らす。
- 服薬と割り切り: 適切に服薬し、職場の人間関係では「沈黙は金」を徹底して衝突を避ける。
このようにして社内での自分のポジションを確保し、厚生年金や社会保険の恩恵を受けながら給与(入金力)を得るのが「Aプラン」です。
【実体験】フリーターから「ゆるい正社員」になれた話|狙い目職種と現実的な脱出ステップ
しかし、「このAプラン一本足打法」だと、万が一適応障害などで倒れた時に「もう後がない」と絶望してしまいます。
2. 限界を迎えた時の「135万円のBプラン」とは?
「万が一、正社員を辞めざるを得なくなったとしても、実はなんとかなる」と思える強力なセーフティネットが「障害者手帳×住民税非課税世帯の特例」です。
💡 公的制度の参照元
障害者手帳があると非課税ラインが「135万円」になる根拠
参考:[東京都主税局「個人都民税(非課税となる方)」障害者控除の概要
参考:国税庁「No.1160 障害者控除」
通常、単身者が「住民税非課税」になる給与収入のラインは年間100万円前後(地域による)ですが、障害者手帳(1〜3級)を所持していると、給与収入「135万円以下(所得125万円以下)」まで非課税ラインが跳ね上がります。
給与135万円以下(非課税世帯)になると得られる凄まじい恩恵
「年収135万なんて生活できるわけがない」と思うかもしれません。しかし、非課税世帯になると「出ていくお金(固定費)」が劇的に減ります。
- 住民税が完全ゼロ(0円)
- 国民健康保険料の大幅な減免(自治体により最大7割減)
- 医療費の自己負担上限が激減(高額療養費制度の優遇)
- 政府や自治体の非課税世帯向け給付金の対象になりやすい
つまり、無理してフルタイムで働いて税金や社会保険料をごっそり持っていかれるよりも、「出ていくお金を限界まで減らすことで、手取り以上の実質的な生活水準を維持できる」という仕組みが国によって用意されているのです。
3. Bプランを支える「ブログを細く長く育てる」という選択肢
「給与135万円(月約11万円のパートやアルバイト)」に抑えて体調を回復させつつ、生活の潤いと将来への安心感を作るために最強の相棒となるのが「ブログ(WEBサイト)を育てること」です。
即金性を求めるのではなく、体調が良い時に自分のペースでブログ記事を積み上げておくと、以下のような大きなメリットが生まれます。
① 自分のペースで働ける「第2の収入源」になる
ブログは締め切りもなければ、人間関係のストレスもありません。自分が過去に乗り越えた悩みや工夫(服薬のリアル、ツールの活用法、資格勉強など)を書くことで、それが誰かの役に立ち、広告収入やアフィリエイト収入として自分に還元されます。
② 所得のコントロールが効きやすい
ブログによる収入(雑所得・事業所得)は、かかった経費を差し引いた後の「所得」として計算されます。
パートなどの給与収入(135万の枠)と調整しながら、無理のない範囲で収入をコントロールしやすいのも大きなメリットです。
③ 正社員復帰への「思考の整理」と「ポートフォリオ」になる
ブログに自分の試行錯誤やスキル(IT活用や業務改善など)を書き残しておくことで、体調が戻って再び正社員(Aプラン)へ復帰したいと思った際、そのまま強力なスキルアピール(ポートフォリオ)として活用できます。
4. 「Bプラン」があるからこそ、「Aプラン」で肩の力を抜いて働ける
この戦略の本当の価値は、実際に会社を辞めてBプランを実行することではありません。
「いざとなったら、手帳を活用して135万以下に抑え、ブログを育てながら低空飛行で生きていく選択肢(Bプラン)がある」と知っておくことそのものにあります。
「退職=人生の終わり」ではありません。
セーフティネットがあることを知ると、職場でのプレッシャーや恐怖心が消え、「最悪辞めても死にはしないし、適度に肩の力を抜いて働こう」と思えるようになります。
結果として、メンタルが安定し、メインである「Aプラン(楽な正社員)」を長く続けられるようになるという良い循環が生まれるのです。
まとめ:逃げ道(お守り)を確保して、自分のペースで進もう
生きづらさを抱える私たちが目指すべきは、常に100%の力で走り続けることではありません。
- 基本は「楽な正社員(Aプラン)」で安定した土台を作る
- 万が一の時は「障害者手帳×135万の非課税枠(Bプラン)」で固定費を削って身を守る
- 隙間時間で「ブログ」を育て、細く長い収入源と資産を作る
この3つの軸を持つことで、どんな状況になっても慌てずに自分の人生を守ることができます。
「もう限界かも…」と悩んでいるなら、自分を責める前に、こうした国の制度や副業という逃げ道(お守り)を準備してみてください。
それだけで、明日からの職場での景色が少しだけ違って見えてくるはずですよ!
⚠️ 免責事項
※当記事は公的な税制・社会保障制度の一般的な解説および著者個人の考察に基づくものです。
※住民税非課税の適用条件や各種減免措置の詳細、所得の計算方法は自治体や個人の状況により異なります。具体的な手続きや条件については、必ずお住まいの市区町村窓口や税務署へご確認ください。


コメント