こんばんは。元フリーター小吉です。
私は27歳の頃、フリーターとして飲食店で働いていました。
日々、時給900円程で週5~6日働く生活を続けている中で「このままではいけない」とずっと感じていました。
しかし、そんな日々におさらばすべく挑戦しようと思ったのが難関資格の一つである「税理士試験」でした。
「税理士試験」に合格してお金持ちになって…というサクセスストーリーをお届けできたらよかったのですが、残念ながら目指したけどうまくいかなかったという失敗談になります。

うん、知ってた!
通算3年程、アルバイトをしたりニートをしたりしながら試験勉強をしておりましたが、それはもう苦しい苦しい苦行でしたよ。
そんな失敗経験から、経験したこと、学んだ事、気づきなどを振り返り記事(主にデメリット)にしてみましたので、もし興味ある方は読み進めてもらえると嬉しく思います。
それでは、あくまで「一個人の意見」としてお読みいただけると幸いです。
合格するのは、めっちゃ難しい
「税理士を目指す」とタイトルにもありますが、実際に私が勉強していたのは、その一つ手前の「日商簿記1級」と「全経上級」になります。
なぜ、「税理士試験」ではなく「日商簿記1級」や「全経上級」なのかというと私は、大学を中退した高卒なので、税理士試験の受験資格すらない状態でした。
「日商簿記1級」か「全経上級」に合格すると、高卒でも「税理士試験」の受験資格を得られるということでしたのでまずはそこを目指すことにしました。
ちなみに、日商簿記1級の合格率は回によっても変動しますが、10%前後と言われています。
また、合格者の中には「税理士受験生」「公認会計士受験生」など上位資格を受験している生徒が受験しているといわれているので、純粋な日商簿記1級の受験生の合格率はもっと低いと言われています。
27歳フリーターの私はとってもチャレンジャーでした。
謎の重圧に押しつぶされる
というわけで、税理士試験の受験資格を得るべく、日商簿記1級を勉強していました。
ちなみに、日商簿記3級と2級はダブル受験して1発で合格できましたので、「1級もサクッといけるっしょ」と思っていた時期が27歳時点にはあったのだと思われます。
だがしかし、1級と2級の差は、2級と3級の差の比ではありませんでした。
「意味が分からない」→「調べる」→「まったくわからない」と調べても全然意味が分からないことが多々ありました。
そんな中、やつらがささやいてくるんです。

アラサーで職歴ないのはやばいぞ

税理士になっても全然食えないらしいわよ
こんな感じで、弱い自分がこういった「妄想の人」を生み出し私を攻撃してきます。
「全然わからん、俺の人生どうなるんやろ?」→「どうしたらいいかわからん」→「ゲームしよ♡」という風にわからなさ過ぎてネガティブになったり、現実逃避をしたりで集中が続かないことが多かったです。
私は勉強をしていたのは10年くらい前の話ですが、今は新しいゲームの端末やスマホのゲーム等もいっぱい種類が出ているので誘惑はすごいかと思います。
27歳の私には我慢を続けることがなかなかできませんでした。
お金が減る

当時一人暮らしをしていましたので、毎月家賃を払わないといけないですし、水道、光熱費、通信費、市民税、国民健康保険、中退した大学の奨学金(最近やっと完済)など、ただ生きているだけでめちゃめちゃお金かかります。
そして、勉強のためにちょっとでもシフトを減らそうものならもう生活がきつきつになるのでなかなかできませんでした。
また、日商簿記1級は参考書、問題集も確か6冊ぐらいあって、1冊が2,000円ぐらいでしたので12,000円かかりますし、過去問題やなんやかんや独学で勉強していてもかなりの出費を強いられました。※後々に通信教材や塾通学などもっとかかった
そうなったら、これ見よがしに妄想の人AもBも「大丈夫か」「落ちたらどうするねん」「無理やな」などネガティブな言葉を散々かけてきます。
週5~6日、1日12時間以上働き、それ以外の時間は勉強。
ストレスもたまりますし、お金もないので、本当に苦しい苦しい苦行でした。
勉強捗らない
お金に余裕があり、労働をしなくて勉強に集中できる環境であれば関係ないかもしれませんが、残念ながら私は日々の支払いをギリギリバイト代で切り抜けている貧乏フリーターでしたので、労働をしなければなりません。
また、バイトでもストレスたります。

すいません。冷凍のホウレンソウはどこにありますか?

は?そんなもん知るか!!ほんとつかえねーなお前は!〇ね!!
ホウレンソウを冷凍庫に探しに行ってなかったので、聞きに行っただけで使えない扱いの暴言を吐かれて冷静でいられますか?いえ、私は無理でした。
そんな感じで、バイオレンスな職場環境で我慢しながら12時間働き、勉強し、寝て、勉強する生活をしておりましたが、怖い上司の暴言が頭から離れず本当に捗りませんでした。

ちなみにそんなパワハラ飲食店はしっかりと潰れております。
職歴的にいくと不利になる

フルタイムで働きながら、難しい問題を解き、理論を暗記し、妄想の人のネガティブなささやきにも打ち勝ち、パワハラ上司の暴言にもスルースキルで何とか切り抜けて頑張っていた日々も、職務経歴書では現実問題「あ、フリーターで遊んでいたのね」という評価をされがちです。
「正社員で」なら「ほぉ」となるかもしれませんが、「フリーター」や「無職」で「頑張って難関資格の受験勉強をしていました。」といっても面接時に刺さった記憶がありません。
それより、「正社員としてどんなことをしてどんな実績を出した」とか「転職回数が少なく続きそう」といった内容の方を評価する傾向にあります。
なので、もし受験するなら私のように3年も受験生をせず短期決戦で行うのが良いかもしれません。
合格できないと意味なし
これは、切に思います。いわゆる「勝てば官軍、負ければ賊軍」というやつです。
合格率10%といえば、10回に1回は合格できると思われます。
しかし、先ほども触れましたが上位資格の受験生が紛れ込んでいることや、お金に余裕のある人は勉強時間も勉強環境も違うでしょう。
成功者(合格者)はいろいろ言いますが、「前提の条件が同じ」ってことはまずないと思います。
私が合格できなかったのは、「条件が平等じゃないから駄目だ」といった他責にするようなことを言いたいわけでは全くなく、「平等ではない」「合格できず人生を無駄にする可能性がある」「運に左右される」といったリスク面をしっかりと受け入れる覚悟を持って臨むべきだと私は思います。
そして、20代の貴重な時間を使って難関資格にチャレンジするのであれば、中途半端な気持ちではなく、他の大事な何かを犠牲にしてでも「絶対に合格する」というブレない覚悟が必要だと思います。
まとめ
27歳フリーターの私は、誰のアドバイスにも耳を傾けず、自分のやりたいように資格に挑戦し、何度も何度も落ちました。そして結果、最後に受けた試験で、合格点70点に対しあと数点足りずで不合格(全経上級の方)になり30代を迎えた為、フリーターを卒業し正社員になることを選びました。
やはりどんな道であれ自分が納得いく形で生きることがベストだと思うのでそんなに後悔はありません。(多分)
ただ、当時は「税理士」しか眼中になく他を選んだら「不幸になる」と思い込んでいた節があるのですが、10年経って改めて考えるとなんとかなってますし、むしろ「幸せ」に日々を過ごせています。(本当)
なので、「幸せ」はつかみ取るものというよりは「気づく」もので「幸せ」を感じつつ、さらに自分らしく楽しく成長していくのがベストだと思っています。
受験勉強、頑張ってください!!
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